
ウッドチップQ&A
よくある質問をご紹介します。
- Q1.ウッドチップの下は土と砂利どちらがいいのでしょうか?
A1.土です。 - 土の方がウッドチップの自然に帰るサイクルが促進され土壌の改善、ドッグランで使用した場合のワンちゃんのおしっこ臭等の分解には効果が高いです。
砂利の場合は、ウッドチップの分解が遅くなります。ニオイの分解や土壌の改善などを重視しない場合は砂利でも対応できます。
また庭などを砂利のみで雑草対策をされている場合は、砂利を敷きつめてからある程度経過しますと雨で地面がぬかるんだときなどに比重の関係から、砂利が徐々に土の中へ沈んでいきます。代わりに土が徐々に露出して、雑草が増えてきます。
その埋まった砂利があるため、雑草の根まで抜きにくくなってしまうケースがあります。
こういったケースでもウッドチップは地面が露出する前に、追加していけば雑草も生えにくくなります。
- Q2.家の庭にドッグランを作りたい
A2.ウッドチップはドッグランに適したマルチング素材です。 - ウッドチップを敷き詰めたドッグランはクッション性が高く、ワンちゃんの脚への負担が小さくなります。
骨格の構造から「トイ種」と呼ばれるヨークシャーテリア、トイプードル、マルチーズ、チワワなどを中心に脚・腰への負担に伴う脱臼などの症状が増えています。
こういった症状を遺伝的に引き継いでしまっていると、普段のアスファルト上の散歩や室内の滑りやすいフローリングなどはワンちゃんにとって知らず知らず負担となっています。
そういったワンちゃんに元気いっぱいに遊んであげさせられるのがクッション性の高いウッドチップのドッグランです。
庭の隅でおしっこをしてしまった場合もウッドチップと共におしっこが土の間で分解されてニオイがしなくなります。初めはウッドチップにおっかなびっくりのワンちゃんも次第に慣れて大喜びで走りまわるはずです。
ウッドチップを敷き詰める際の厚みの目安です。
小型犬 :スモールウッドチップを5cm厚以上
中型〜大型犬:標準ウッドチップを10cm厚以上
犬の大きさによって地面を蹴る力が違うため、上記のような違いがあります。
- Q3.風が強い場所にウッドチップをまきたい
A3.風はちょっと心配です - 常に風が強い場所では防風対策をしないと、ウッドチップが飛ばされたり、一か所に偏ってしまいます。特にスモールウッドチップは小さいため風に飛ばされやすいです。
なじんだウッドチップは、圧縮されてくるため風に飛ばされにくくなります。
対策としては、防風、水をまくなどです。
- Q4.バークチップとウッドチップの違い
A4.硬さが異なります - バークチップとは樹木の皮をチップにしたものです。樹皮の赤茶色っぽい色味が特徴です。アカマツから作られたものが多いようでプランターの中やバラの栽培の時などに使われます。
シラタからつくる弊社のウッドチップと比較してバークチップは硬く、土に還るサイクルが非常に長いため一般的に持ちがよいです。
一方で硬さがあるということでクッション性などはあまり望めないため、人や動物が踏み込む場所に使われることは少ないです。
特性を活かして使用シーンを選んでいただければと思います。
- Q5.雑草対策にウッドチップは使えますか?効果がありますか?
A5.雑草対策になります。 - いくつかの理由からウッドチップは雑草対策になります。
庭などに生えてくる雑草には様々な種類があります。地下茎で増えるものや、休眠して生えやすい条件になるまで発芽待機しているもの、踏みつけに強い性質のものなどです。
土・水・肥料が乏しくても生えてくるため、これらを全滅させるのはとても困難です。
雑草を生えてこさせなくするにはどうしたらいいか、というそもそもの部分でウッドチップは高い効果があります。
雑草の生育の共通項の一つが日光です。植物は日の光による光合成を繰り返して生長しますが、地面にウッドチップを敷き詰めることにより日光を遮断します(遮光効果)。ウッドチップの層を厚くすればするほど雑草は生えにくくなります。
前述しました通り、水や肥料成分、土が乏しくても雑草は生えてきますが、太陽光を遮られると途端に生える勢いが弱まります。
また天然真木100%で薬剤は一切使用しておりませんので、手入れをされている他の植物への影響がほとんどない利点もあります。また人体にも安全・安心です。 雑草対策についてはウッドチップの厚み10cm以上でお勧めしております。
徐々にウッドチップは自然に還り、減ってきますので地面が露出し日光に当たる前にウッドチップを補充して下さい。
- Q6.犬がウッドチップを食べてしまった
A6.ワンちゃんには食べさせないでください - 弊社で取り扱っている島田小割のウッドチップは、薬剤を一切使用していない天然真木100%です。
木自体に毒性はありませんが、木を消化することは難しいため食べようとしていたら止めてください。
- Q7.水に濡れても平気ですか?
A7.大丈夫です - 水濡れについては全く問題ありません。
ただしウッドチップが極端に水に浸かってしまうと流出や変色の原因となります。
また水の積極的使用により夏場は打水効果が見込めます。
- Q8.シロアリが心配なのですが?
A8.ウッドチップ自体にはシロアリの巣は作られません。 - シロアリの特性として柱など固定されたある程度の大きさの木材には巣食いますが、ウッドチップは小さすぎて(約1cm〜5cm片)シロアリが定着できません。
シロアリ自体は地面、土中を歩いて移動できますので、基本的にはどこにでも現れてしまいます。
- Q9.ウッドチップの使用量の目安は?
A8.1? 5cm厚で約1セット(100リットル)です。 - 当サイト内に敷地面積から必要なウッドチップ量を自動算出する計算シミュレーションを御用意しております。
また、用途ごとに必要なウッドチップの厚みの目安は以下の通りです。
雑草対策 :10cm〜
ドッグラン 小型犬 :5cm〜
中型〜大型犬 :10cm〜
ガーデニング :3cm〜(地面が露出しない程度)
ウッドチップ必要量の計算シミュレーター
http://www.wood-chip.jp/?tid=2&mode=f4#sim