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杉ウッドチップの黒芯について
杉の心材部分に、稀に黒芯(くろしん)と呼ばれる黒い芯材があります。
「黒芯:くろしん」とは杉の心材部分が黒い部分及びその材自体を指す名称です。 弊社で販売しているナチュラルウッドチップには杉材を使用しており、まれにこの黒芯部分が入る場合があります。ご了承ください。


左が通常の心材で赤味がかった褐色をしています。右が黒芯です。  


黒芯の丸太を半分に割ったところ。心材部分が黒〜赤褐色に見えます。

【黒芯】は、林業や木を扱う方々の経験則として伐採地により発生率が異なると言われていますが、その形成のメカニズムは明らかになっていません。

この【黒芯】は、丸太・樹皮の状態では見分けがつかず、心材部分が外気にさらされることによって色が変化します。そのため、工場にて加工〜袋詰め時には、通常の赤味がかった材であったものが、輸送段階で黒芯と呼ばれる色に変化して出荷されていることがございます。


黒芯(左)と通常の杉材(輪切り)。樹皮での区別は不可能とされています。黒芯は加工後、含水率が高い間は色が濃く乾燥してくると徐々に色が抜け赤褐色になります。


黒芯を含んだウッドチップを敷いた状態です。

        
左から黒芯材 黒芯ウッドチップ   乾燥して色が抜けた黒芯ウッドチップ    通常のウッドチップ

黒芯については、杉の木材を使用したウッドチップ内に入る場合があります。黒芯は通常のウッドチップと比較して含水率が高いとされていますがその色味以外は品質面で特に優劣はございません。

また、時間経過とともに色味が変化するため工場での加工〜袋詰め〜出荷時に黒芯が入っているかどうかの判断ができないという現状がございます。
建材等としては、個性が強いため使用できる個所が限られてくる黒芯材ですが、ウッドチップとしての活用で木材を無駄なくご利用頂ければ幸いに存じます。

※色がどうしても気になる方はひのきウッドチップをお薦め致します。こちらは、樹皮を剥いて白木の部分のみをウッドチップにしております。 ナチュラルウッドチップには樹皮も含まれます。